マークダウンエディターで文章を書いていて、アスタリスクやシャープ記号だらけの画面をぼんやり眺めたことはありませんか。完成すればきれいに見えるはずなのに、今この瞬間は記号の山にしか見えない。この「書いているもの」と「見えるもの」のギャップを埋めてくれるのが、WYSIWYGエディターです。
ただ、使いやすいWYSIWYGマークダウンエディターは大抵有料なんですよね。ものすごく高いわけではないけれど、ふと考えてしまう。テキストエディターにお金をかける必要があるのだろうかと。
WYSIWYGが日常の執筆に大切な理由
マークダウンそのものはとてもシンプルです。シャープひとつで見出し、アスタリスクふたつで太字。ファイルは軽くて、どこでも開けて、特定のソフトに縛られない。だから多くの人に支持されています。
でも、ひとつ落とし穴があります。マークダウンの原文を読むことと、完成した結果を読むことは、まったく別の体験なんです。長い文章を書いているとき、「編集モード」と「プレビューモード」を行ったり来たりしていると、集中力がどんどん途切れていく。鍵穴から絵を覗きながら絵を描いているようなものでしょう。
WYSIWYGエディターはその摩擦をまるごと取り除いてくれます。見出しを打てば見出しとして表示され、太字は太字のまま現れ、リストはリストの形になる。記号を頭の中で変換する必要がなくなるので、書くことそのものに没頭できるようになります。
いいライティングアプリの条件って何だろう
エディターを選ぶ前に、自分が本当に必要としているものを考えてみるといいかもしれません。機能リストで立派に見えるものではなく、毎日使うときに本当に役立つもののことです。
- すっきりした画面 -- ボタンは少なく、邪魔なものも少なく、書くスペースは広く
- すぐ起動する -- 開いたらすぐ書き始めたい。読み込みを待つのはもったいない
- 軽い動作 -- エディターのせいでパソコン全体が重くなるのは困りますよね
- 確実なファイル管理 -- 書いた内容が毎回きちんと保存されること
当たり前のことに思えますか。でも、この基本をちゃんとできていないエディターが意外と多いんです。起動に5秒かかるものもあれば、タブを20個開いたブラウザよりメモリを使うものもある。テキストエディターなのに。
「無料」エディターの隠れたコスト
無料のマークダウンツールはたくさんあります。でも、無料だからといって良いとは限りません。よくある妥協点を挙げてみましょう。
- 画面を二分割するプレビューのせいで、書くスペースが半分になってしまう
- 2010年にデザインされたかのような古びたインターフェース
- 無料と謳いつつ、数分おきにアップグレードのポップアップが出るエディター
- オフィスソフトより起動が遅い重たいアプリ
皮肉なことに、マークダウンの本質はシンプルさのはず。シンプルさのために作られたエディターが、使っていて複雑で重いと感じるのはおかしいですよね。
有料エディターはどうなのか
有料エディターは品質面の問題を解決してくれることが多いです。デザインも洗練されていて、動作もなめらかで、定期的にアップデートされる。でも別の疑問が生まれます。こんなにシンプルなものにお金を払う価値はあるのかと。
毎日何時間もエディターに向き合うプロの書き手なら、間違いなくあるでしょう。でも、ノートをまとめたい学生だったら? 週に一度だけブログを書く人だったら? ちょっとしたメモを残したいだけの人だったら? テキストエディターにサブスクリプションを払うのは、ちょっとやりすぎに感じるかもしれません。
だから理想のエディターは、その中間のどこかにあるはずです。日常使いなら本当に無料で、デザインもきちんとしていて、パフォーマンスを意識する必要がないくらい軽いエディター。
エディターを選ぶときに試してほしいこと
比較記事を延々と読むより、もっと実践的な方法があります。2つか3つのエディターをダウンロードして、それぞれ一日ずつ使ってみてください。こんな瞬間に注目してみましょう。
- アイコンをクリックしてから最初の一文字を打つまで、どれくらいかかりますか?
- 画面は自然に引いてくれますか、それとも何かと主張してきますか?
- 一時間書いた後、パソコンが重く感じますか?
- 翌日ファイルを開いたとき、昨日のままになっていますか?
こういう小さな瞬間の積み重ねが大事なんです。一番いいエディターとは、機能リストが最も長いものではありません。使っていることを忘れるくらい自然に動くエディターこそが、最高のエディターです。
こうした条件に合う無料エディターをお探しなら、BluePadを一度試してみてください。軽量で、1秒以内に起動して、無料版だけでも日常の執筆に必要なものはひと通り揃っています。